だいぶご無沙汰してしまいました。
年末年始にストックした本場イギリスのクラフトジンをご紹介いたしましょう!
ジンはロンドンでブレイクしたため (ルーツはともかく)
ジンの本場とされています。そして「ロンドンドライジン」というジャンルが確立しております。
有名どころでいくと、タンカレー・ボンベイ・ギルビー・ビーフィーターなどですかね
世界的なクラフトジンブームによって 個性的なこだわりのあるジンが多数輩出され続けています
イギリスの威信をかけた(?)今回のクラフトジンたちはどうでしょうか?
・スターオブボンベイ
12種類のボタニカルを1.5倍の時間をかけ蒸留したプレミアムジン。
まろやか、なめらかでほんのり柑橘 いわゆるロンドンドライジンな風味の上級品。
ジントニックにすると「よく知ってる・あのジントニックのうまいやつ!」って誰もが感じるでしょう。
ただ上品すぎて突き抜けたクセなどはなく、ジュニパーペリーのバランスのとれた王道のジンって感じ。
ボトルが美しい。
・ヘンドリックス
スコッチで有名なグレンフィディックの蒸留所で作られています。
きゅうりの花・バラの花などがアクセント、ジュニパーやレモンピールでビターに。
ぴりっと辛くパンチのある味わいからフローラルふわっと香り、後口には青々しい香り。
個人的にはロックでは荒く感じ、水割りが口あたりも良く、香りと味の変化も分かりやすかったです。
・シップスミス V.J.O.P.
ジュニパーペリーを通常の数倍使用しキレのある香味にビターな柑橘のテイスト。
2019年創業の新しい蒸留所ですがロンドン「ドライ」ジンにこだわり、骨太なドライテイストを目指したようです。
ラベルがシュールで不気味ですがそれも個性ということで。
・モンキー47
じつはこいつだけドイツ。名前のとおり47種のボタニカルが入っている。
華やか・スパイシー・柑橘・フローラルとめくるめく香りに後味はやわらかく甘みあり。
日本のクラフトジンメーカーもお手本にするだけのことはあり、香水のようなかぐわしい香り。
ロックがおすすめだがソーダ割り等でも香り薄まることなく美味しく頂ける。
という感じで世界の(主にイギリス)ジンをご紹介してきたわけだが、飲み方によりそのチョイスは変わってくるし、好みの問題かな?どれも美味しいのですが
個人的な意見は・・・「日本のクラフトジンのほうが個性的で好き!!」
ジャパニーズクラフトジンのすばらしいところ
①まず、日本人の味覚・嗅覚・センスがすばらしい そして真面目で繊細
②柚子・山椒・金柑・クロモジ・ハーブなど日本固有に近い「和のボタニカル」が四季折々あること。
③個人的解釈ですが米焼酎・またはクセの少ない麦焼酎をベースに使っているものに当たりが多い感じがします
おそらくクセのない焼酎はジンと相性がいい
④単純に日本人が作るので日本人の好み・飲酒シーンをよく理解している。
そんな感じで
世界のジンにももっと個性的なやつありますし・・どんどんためしていきたいですね
アップルシナモンのNYジンとか、月の石を蒸留したMOON GINとかありますね
またおもしろいの見つけましたらレビューいたします!
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