きました！毎年年末に1度だけ生酒で出荷される限定酒・鳳凰美田「芳」(かんばし)
私、店長ヒロシの出身・栃木が誇る美酒・鳳凰美田。
その安定した酒質の良さと、一貫して鳳凰美田らしさ（華やかさ・甘み・旨味・キレのよさ）を常に醸し、【コスパ良く】出荷して頂いており、ど贔屓している訳です。
通年商品も素晴らしいのですが、季節ごとに出される限定酒の中でも毎年心待ちにしているのが
今回入荷の「かんばし」です！
造り：純米吟醸 生原酒
米：雄山錦
「芳」の名前の由来は米の生産者「森田 芳 氏」によるもの。
栃木県益子町で野菜なども生産している、有機農法のカリスマ・森田氏。
彼の米なくしてはこのお酒は作れないそうです。
細かいことはともかく、その味わいについてレビューしていきます。
フレッシュで華やか・青りんごやパイナップルを思わせる吟醸香。豊かで甘くなめらかな味わいから余韻長く繊細。しかもべた付かずきれいにキレがいい。
華やか旨味タイプなので食中酒としては合わせにくいが、１杯目・ラストにはもってこい。
もちろん、チーズや、乳製品、生ハムといった白ワインに寄せたおつまみにも相性良し。
そしてなによりも その旨さだけでなく、コスパが最強なのです!
当店では120㏄ 700円で提供しております。コスパ良スギィーーー！！
長いですが続きます・・
【生酒あれこれ】
以前も生酒について語ったかもしれませんが・大事なことなので何度でも。
地酒の生酒、美味しいですよね！生ビールにしても 搾りたて牛乳なんかも
とにかく生はフレッシュでウマい！
日本酒の生酒とはどういう事かと言うと加熱処理をせず酵母菌が生きている酒のこと。
細かくいうと３分類あるのですがそれは割愛。
大事なポイントは「飲み頃」です。
蔵元では生酒を「青バナナ」状態で出荷します。未開封・冷蔵状態でも穏やかに低温熟成は進みますが
開封し、空気にふれたとたん、酵母菌が活性し旨味成分を生成していきます。
こうして3日もたつといよいよ「完熟バナナ」になっていきます。
そうして旨味のピークを迎え、1週間もすると今度は酵母菌が旨味成分をエサとして食い尽くし、味わいが抜けていきます。
その味の変化も醍醐味なのですがなるべくベストな「完熟酒」を味わって頂きたい。
当店では温度管理はもちろん、秘密兵器「真空ポンプ栓」を使用し、酸化と酵母の活性をできる限り抑え、飲み頃を極限までキープしております。
少量仕入れで日々内容を変え、それでも劣化してしまったお酒は惜しみなく料理酒に。
（もしくはスタッフで美味しくいただいております。）
そんなデリケートな生酒ですが・・大正解な提供スタイルが一つだけ現存しています。
それが当店でも導入しております、
「生酒・樽サーバー」
ブログの初めの方にも書いたと思いますが、これは唯一の答え！
ほぼ無劣化で数か月鮮度を維持できます！まさに「究極の生酒」。
現在秋田の「まんさくの花・純米吟醸」を提供しておりますが、
近日中に（以前入荷し大好評だった）「山口・貴・純米吟醸生酒スパークリング」を入荷いたします。
いつでもシュワシュワ・フレッシュ！いつも言ってますがジョッキで飲みたくなるほどの飲みやすさ！
ご期待ください！！
雪でヒマでしたので長文失礼いたしました。最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
蔓延防止発動しそうですが頑張って営業しております。皆様もお気を付けてお過ごしください！
それでは！
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